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【JJ旅ブログ】モルジブ・ガ-フダ-ル2017

2017年11月4日~12日の日程でモルジブの南アト-ルへ出掛けてきました。振り返れば2015年から3年連続、4度目のガーフダ-ル訪問となった。私にとってガ-フダ-ルは、今、もっとも魅力を感じているサ-フデェスティネ-ションの一つである。理由はいくつかあるが、海は何処までも碧く、水は海底のサンゴがくっきりと見えるくらい澄んでいる。

海洋生物のウミガメやイルカが普通に現われ、こちらを観察するように海面に浮かんでは水中に消えていく。見慣れない奴がいるな~、くらいに好奇心をちらつかせているのだろうか。夜空には無数の星が輝き、流れ星はもちろん、人工衛星だって見えてしまうのだ。今回は残念ながら天候に恵まれず、初めて満天の星空を見ることが出来なかったが自然のいたずらなので仕方ない。誰か雨男が居たのかも?

南国と言えばスコ-ル。奴がやってくると風が強まり、海面が荒立ち、視界を遮る横殴りの雨に自然の驚異と息吹が感じられる。そんな好ましくない訪問者も実は私は嫌いじゃない。ボ-トで大海原を航海していると自然がとても身近に感じられる、普段、陸上で暮らしている者にとって、洋上の生活は特別な世界なのだ。

ボ-トトリップと言えば、もちろんサ-フィンすることが第一であることは言うまでもない。何をおいても優先される。一にサ-フィン、二にサ-フィン、三、四がなくて五に食事、六に睡眠、人によっては三と四に釣りやスノ-ケリング、酒み?なんて不届きものもいるかもしれません。とにかく、寝ても覚めてもサ-フィン三昧なのがボ-トトリップであり、サ-フツア-の理想的な形態で、究極の姿なんです。ボ-トトリップの魅力を敢えて二つ挙げるとすれば。一つはやはりサーフィンを取り巻く環境が理想的であるという事、そしてもう一つは共同生活である。

参加メンバ-やボ-トのキャプテン、サ-フガイド、クル-達と狭い空間で7日から10日間ほど、寝食を共にすると自然と家族のような親近感が芽生えるのです。まして、いい波に乗るという共通の目的やサーフィンに対して同じ価値観をもった者同士ですから心を開いて溶け込むのにさほど時間は掛かりません。

人との出会いは旅の大きな魅力の一つと言えるでしょう。

ガ-フダ-ル環礁の話しに戻りますが、最大の魅力はなんと言っても、混雑がないことです。モルジブの首都マ-レ国際空港から小型機に乗り換え、南へ1時間のフライトでパラダイス(ガーフダ-ル環礁)に到着します。モルジブは年間平均気温が26~32℃と常夏のビ-チリゾ-トで主にヨ-ロッパ方面からのツ-リストに人気です。気候は雨季(5-10月)、乾季(11-4月)に分かれサ-フシ-ズンは4月-11月になります。南アト-ルではサイズこそ下がりますが晴天の下、2-3月でも楽しめます。

近年、何処の海へ出掛けてもポイントパニックは避けられないし、まして若手サ-ファ-がひしめいているようなポイントではテイクオフもままなりません。週末サンデ-サ-ファ-にとってポイントが空いていることはとてもありがたく貴重なことです。モルジブ特有のリップの薄い波は、さほどパワ-もなく、とにかく乗りやすい。ここ南アト-ルガ-フダ-ル環礁でもそのモルジブマジックは健在です。が、しかし、細心の注意が必要なのは言うまでもありません。一見メロ-な波に見えますがコ-ラルリ-フの浅い棚の上でブレイクする波は一瞬の油断で容赦なくオリジナルタトゥ-を身体に刻んでくれます。痛みを伴いますので貰わないに越したことはないですね。

一本でも多く良い波に乗れれば乗れるほど心が豊かになっていくサ-フィン。
次に出会う波はいったいどんな波だろう。
さあ、旅に出よう!人生を謳歌するために。
今回は波、天候ともモルジブ本来の姿に出会えたとは言い難いですが、
それでも最高のメンバ-に恵まれ楽しいボ-トトリップとなりました。


初日に我々を出迎えてくれたブル-ボウル3feetのラインナップ


ガ-フダ-ル2回目のYさん、ニュ-ボ-ドでキレのあるオフザリップ。いいサーフィンしてました


売れっ子Sさん、モルジブ初体験ながら果敢にチャ-ジしてました


山ちゃんもモルジブ仕様の秘密兵器を持ちこんでピ-クから攻めてました


ム-ドメ-カ-のSさん、波乗りに、酒席に絶好調。あんたがチャンピオンです


奥の浅い棚を常に攻めていたHさん、良い波もたくさん掴んだがその代償も大きかった


良い波に乗れば自然と笑みもこぼれます


ロ-タイドの時間つぶしに無人島へ。なんて贅沢なんでしょう!


お約束のイルカが出迎えてくれる


天候が変わりやすいのも南国の特徴。スコ-ルがやってくる


滞在5日目にエピックデイがやって来た


稲さんはこの日のベストウェ-ブをビハインドピ-クから何本もメイクし、ビッグフロ-タ-を決めて周囲を驚かせた


今ちゃんもアウトでビッグセットを辛抱強く待ち、遂にこの一本をキャッチして大満足。しかし、この夜、事件は起きた!


誰にも乗られること無く、エンプティウェ-ブが何本も我々の前を通り過ぎて行った


セッションを終え、ド-ニ-で母船ホライゾンⅡへ帰るメンバ-


生活ステ-ションとなったH2


1週間のクル-ズを終え、夕日の中帰路に就くホライゾンⅡのワヒド船長

最後にリーダ-シップを発揮してこの旅を安全に、みんなが楽しく、心地よく過ごせるよう陰になり、日向になって私を支えていただきました波伝説加藤社長のチュ-ブシ-クエンスと初日に釣り上げた巨大なサワラをご紹介したいと思います。


加藤社長、売れっ子Sさん、筆者(JJ)

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