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アチェ・レポート(BANDA ACHE…..)

中東?アラブ?いえいえ。
ここはインドネシアの最北端でヨ-ロッパからの表玄関として知られるバンダアチェ国際空港。
インドネシアは世界最大のイスラム国家なのです。

私がここを訪れたのは、2004年のインド洋大津波の前に3回、大津波後の一昨年と今回で計5回目になります。
2004年12月26日、22万人以上が犠牲になった大津波から、丸7年が経過し、街は大きな変貌を遂げていた。
整備された道路、近代的な病院、ホテル、レジデンス、工場など大津波で全てを失ったバンダアチェは活気に満ちていた。

何故、ここを訪れたかって?


そりゃ、波が良いからです。地理上、グランドスウェルは入り難いが、2~4feetのクリ-ンなファンウェイブが日本の冬季である12月~3月の期間に、北スマトラ北西部の海岸に打ち寄せるのだ。

実は、ここバンダアチェをこよなく愛し、毎年、既に10年以上も足繁く通い続けている方がおります。

MR.SATO AKIRA / CEMARA RIGHT POINT
千葉は鎌ヶ谷でサ-フショップOCEAN ZONEを営む佐藤明氏だ。2004年震災の際は、真っ先に現地に駆け付け、被災者の救難活動や植樹などの復興活動に尽力された奇特な方です。


そんな佐藤氏が、兄弟同様にお付き合いを続けているアチェロ-カルのMR.MUKLIS(ムクリス)が、海外の方にアチェの素晴らしい波を体験していただこうとOZゲストハウスをオ-プンさせたので紹介いたします。


OZ GUEST HOUSE

AOSHIMA REPORT 2009.12.28

インドネシア国内でも敬虔なイスラム教徒として有名なエリアであるこの場所は、雨季の12月~3月がベストシーズンと言われている。シーズンより少し早い11月末に向かった。実は、10数年前に一度だけ訪れたことがあるがその時の印象は、純粋な海の青さと真白な砂浜に感動と、何よりも、いくつかのポイントブレイクは、クォリティーの高いフォローな波が沖から岸辺までブレイクしていたのを記憶する。 そして驚いたことにその波を、だれもサーフしている姿が見かけなかったことだった。そして現在では、国際空港もでき道や町も整備され、海岸沿いも以前のように復活していた。インターナショナルエアポート、空港からポイントまでは、30分程で到着する。

やや沖合でブレイクする波は、以前と変わることのないクォリティの高いブレイクも見せている。ローカルサーファー達も、サーフしていたがそれでも5人程度のサーファーのみであり余る波が押し寄せている状態であった。さっそくメインポイントに入ると海水は温かく、波は、胸~頭程度のファンウェーブがブレイクして波を取るのにあくせくする必要のないローカルサーファーに迎えられ、バリ島での波乗りのそれとは、全く異なる雰囲気でサーフできた。他にピークポイントと呼ばれるこのポイントには、ライト・レフト共にこの時期、コンスタントにブレイクする波があり、更にこのポイントの奥にもポイントがあるが、まだ無名のポイントだという。 また川を挟んだ反対岸には、レギュラーの波もブレイクしている。 この上記に記したポイントすべて或歩いていける距離なのである。

AOSHIMA

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